この記事のポイント
- 試合当日は、**チケットがそのままMuni(バス・路面電車)の1日乗車券**になる(ケーブルカーは対象外)
- カバンは**約35×35×15cm(14×14×6インチ)まで**。ただし**リュックは不可**
- 大きな荷物は外の預かり所に**10ドル**で預けられる
- 場内はキャッシュレス。現金はプリペイドカードに替えられる
- 日本から直行便のあるサンフランシスコにあり、NBA観戦の旅先として行きやすい
数字で見るチェイス・センター
試合当日のMuni(バス・路面電車)の運賃。チケットが乗車券になる
持ち込めるカバンの上限(14×14×6インチ)
大きな荷物の預かり料金
開業。サンフランシスコ湾沿いのミッション・ベイ
カリーを観るなら、今のうちに
3ポイントシュートでバスケットボールを変えたステフィン・カリー。NBAの歴史に残る選手を、現役のうちに生で観ておきたいという人は多いはずだ。2026-27シーズンのウォリアーズは、カリーにジミー・バトラー、ドレイモンド・グリーン、クリスタプス・ポルジンギスを加えた顔ぶれで戦う(ウォリアーズの年俸)。
本拠地のチェイス・センターは2019年、サンフランシスコのミッション・ベイ地区に開業した。それまでウォリアーズは湾の向こうのオークランドを本拠地にしていて、カリーたちが4度の優勝を果たしたのも主にその時代だ。
日本のファンにとってうれしいのは、行きやすさだ。サンフランシスコ国際空港(SFO)には日本からの直行便があり、空港から電車を乗り継いでアリーナまで行ける。初めてのNBA現地観戦の行き先として、有力な候補になる。
チケットと値段の目安
チケットはスマホに入れる電子チケットで、管理には公式アプリ「Warriors + Chase Center」を使う。アカウント作成とチケットの確認は、日本にいるうちに済ませておこう。
ウォリアーズはNBAでも特にチケットが高いチームの一つだ。転売サイトTicketIQの2025-26シーズン開幕前の記事では、通常の試合でもいちばん安い席が75〜110ドル前後からだったのに対し、レイカーズ戦は約277ドルからと、200ドルを下回る席が一つもなかった。
少しでも安く観たいなら、平日の、人気チーム以外との試合を選ぶのが基本だ。カリーは試合前のシューティングも見どころなので、安い上層の席でも、早めに入場して練習を観れば満足度はぐっと上がる。
チケットが乗車券になる
チェイス・センターの大きな魅力が交通だ。サンフランシスコ市交通局(SFMTA)によると、試合当日はチケットを見せるだけで、Muniのバスと路面電車に1日中無料で乗れる。有効なのは試合の翌日の深夜2時まで。ただし、観光名所のケーブルカーは対象外なので注意したい。
アリーナの目の前には、路面電車 T ラインの「UCSF/Chase Center」駅がある。試合の日は電車が増便され、専用のシャトルも出る。空港からは BART(郊外電車)で市内へ出て、T ラインに乗り換えれば、車を使わずにたどり着ける。
この仕組みを使えば、試合の日は市内観光も交通費なしで回れる。昼間はフィッシャーマンズ・ワーフやチャイナタウンを歩き、夕方にアリーナへ向かう——そんな1日の組み立てができる。
空港からアリーナまで
- 11. SFO到着
日本からは直行便がある。空港から BART(郊外電車)で市内へ。
- 22. 市内で乗り換え
Muni の路面電車 T ラインに乗り換える。試合当日はチケットを見せれば運賃はかからない。
- 33. UCSF/Chase Center 駅
アリーナの目の前に停まる。試合の日は電車が増便される。
- 44. 入場
カバンは約35×35×15cmまで。リュックは不可。大きな荷物は外の預かり所(10ドル)へ。
持ち物のルール
チェイス・センターのカバンの規定は、ほかのアリーナと比べると少しゆるい。約35×35×15cm(14×14×6インチ)以下なら、ハンドバッグや巾着型の袋も持ち込める。ただし、リュックと、硬い素材のカバンはサイズに関係なく禁止だ。
大きな荷物がある場合は、アリーナの外(16th Street と Terry A. François Blvd. の角)にある預かり所に10ドルで預けられる。料金はウォリアーズの地域貢献団体への寄付になる。
場内はキャッシュレスで、クレジットカード、デビットカード、スマホ決済が使える。現金しかない場合は、場内の機械でプリペイドカードに替えられる。
西海岸3アリーナの持ち物ルール
サンフランシスコ観戦のコツ
サンフランシスコは、冬でも東京ほどは冷え込まないが、夜は海からの風が冷たい。アリーナは湾沿いにあるので、試合の帰りに羽織れる上着を持っていこう。
ロサンゼルスとは飛行機で1時間半ほどの距離なので、サンフランシスコでウォリアーズ、ロサンゼルスでレイカーズやクリッパーズという西海岸の周遊も組める。LAのアリーナについては、インテュイット・ドームとクリプト・ドットコム・アリーナのガイドにまとめている。
旅行全体の費用や日程のモデルはNBA観戦旅行の予算と旅程モデルで紹介している。カリーの3ポイントがリングに吸い込まれる前、観客席全体が一瞬息をのむ——あの空気は、現地でしか味わえない。