NBA歴代で身長が低い選手ランキング — 160cmのボーグスから河村勇輝まで
平均身長が2メートルを超えるNBAで、160cmの選手が14年間も戦った。身長のハンデを速さと技術で覆した選手たちの記録は、日本の選手にとっても希望になる。
この記事のポイント:TOP3
- 1マグジー・ボーグス
160cm (5フィート3インチ)
1987-2001
- 2アール・ボイキンズ
165cm (5フィート5インチ)
1998-2012
- 3メル・ハーシュ
168cm (5フィート6インチ)
1946-47
NBA選手の平均身長はおよそ2メートル。その中で、日本人の成人男性とほとんど変わらない身長でコートに立った選手たちがいる。このランキングでは、NBA(前身のBAAを含む)の公式の登録身長が低い順に5人を並べた。
1位は、160cmのマグジー・ボーグスだ。NBA史上最も背の低い選手でありながら、ドラフト1巡目で指名され、14シーズンにわたってプレーした。現役では、172cmの河村勇輝が最も背の低いNBA選手として注目を集めている。
歴代で身長が低い選手 公式の登録身長順
マグジー・ボーグス
1987-2001
NBA史上最も背の低い選手。160cmで14シーズンを戦い、ホーネッツの司令塔として長く活躍した。
アール・ボイキンズ
1998-2012
165cmながら多くのチームを渡り歩き、ベンチから得点を奪うスコアラーとして生き残った。
メル・ハーシュ
1946-47
NBAの前身BAAの初年度にセルティックスで13試合に出場。ボーグスが現れるまで約40年、最も背の低い選手だった。
スパッド・ウェブ
1985-1998
170cmで1986年のスラムダンクコンテストに優勝。小柄な選手でもダンク王になれることを世界に見せた。
ワット・ミサカ
1947-48
日系アメリカ人で、NBAの前身BAAに初めて出場した白人以外の選手。ニックスで3試合に出場した。
各順位の理由 — 5位からカウントダウン
第5位ワット・ミサカ(三阪亘)
5位は、日系アメリカ人のワット・ミサカ(三阪亘)。1947-48シーズン、NBAの前身であるBAAのニューヨーク・ニックスで3試合に出場した。出場はわずかだったが、BAAでプレーした最初の白人以外の選手として歴史に名前を残している。
日本にルーツを持つ選手がNBAの舞台に立ったのは、田臥勇太より半世紀以上も前のことだ。身長170cmという数字以上に、扉を開いた意味で語り継がれる存在である。
第4位スパッド・ウェブ
4位は、同じく170cmのスパッド・ウェブ。1986年のスラムダンクコンテストで優勝し、会場を驚かせた。背の高い選手のものだと思われていたダンクで頂点に立ったことで、低身長の選手の象徴的な存在になった。
ダンクだけの選手ではなく、アトランタ・ホークスなどで長くポイントガードとしてプレーした。ミサカと同じ身長だが、NBAでの実績の大きさを考えて一つ上に置いた。
第3位メル・ハーシュ
3位は、168cmのメル・ハーシュ。NBAの前身BAAが始まった1946-47シーズンに、ボストン・セルティックスで13試合に出場した。
知名度は高くないが、ボーグスがデビューするまで約40年間、リーグ史上最も背の低い選手だった。記録の上では外せない存在だ。
第2位アール・ボイキンズ
2位は、165cmのアール・ボイキンズ。ドラフトでは指名されなかったが、多くのチームを渡り歩きながら、1998年から2012年までリーグに残り続けた。
小さな体でも当たり負けしない力強さと、短い時間で一気に点を取る得点力が武器だった。『契約を勝ち取り続けた』こと自体が、この身長では驚くべき実績だ。
第1位マグジー・ボーグス
1位は、160cmのマグジー・ボーグス。1987年のドラフトで1巡目12位という高い評価で指名され、シャーロット・ホーネッツを中心に14シーズンを戦った。映画『スペース・ジャム』に本人役で出演したことでも知られる。
低い重心から相手のドリブルを狙うディフェンスと、コート全体を見渡すパスで、身長のハンデを武器に変えた。160cmでトップレベルの司令塔を長く務めた例はほかになく、文句なしの1位だ。
この順位にした理由
このランキングは、活躍度ではなく公式の登録身長が低い順に並べている。170cm(5フィート7インチ)の選手はウェブとミサカのほかにもいるため、5位までには、NBAでの実績と歴史的な意味が大きい2人を選んだ。
なお、登録身長はシューズを履いた状態で測られていた時代もあり、実際の身長とは少し差があることもある。ここでは各選手の公式の登録身長を使った。
惜しくも選外
- 河村勇輝—172cm(5フィート8インチ)。2024-25シーズンにグリズリーズでNBAデビューし、現役で最も背の低いNBA選手として米国でも話題になった。
- 田臥勇太—173cm(5フィート9インチ)。2004年11月3日にフェニックス・サンズで出場し、日本生まれの選手として初めてNBAの試合に出た。
- ネイト・ロビンソン—175cm(5フィート9インチ)。2006年、2009年、2010年とスラムダンクコンテストに3度優勝。3度の優勝は史上初だった。
よくある質問
Q. NBA史上最も背の低い選手は誰ですか?
A. マグジー・ボーグスです。登録身長は160cm(5フィート3インチ)で、1987年から2001年まで14シーズンにわたってプレーしました。
Q. 河村勇輝の身長は何cmですか?
A. 河村勇輝の身長は172cm(NBAの登録は5フィート8インチ)です。2024-25シーズンにNBAデビューし、現役で最も背の低いNBA選手として注目されました。
Q. 身長が低くてもダンクコンテストで優勝した選手はいますか?
A. います。170cmのスパッド・ウェブが1986年に優勝しました。175cmのネイト・ロビンソンは2006年、2009年、2010年の3度優勝しています。
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出典: NBA公式統計 / Basketball Reference。記録は2024-25シーズン終了時点。順位・解説はNBA.Navi編集部による。