通算在籍チーム数のランキングは、NBAというリーグを長く生き抜いた『ジャーニーマン(渡り職人)』たちの記録だ。多くのチームを移籍するのは、必ずしも不本意なことばかりではない。求められ続けたからこそ、リーグに残り続けられたという見方もできる。
歴代最多は、イッシュ・スミスの13チーム。これはNBA史上最も多くのユニフォームに袖を通した記録である。
通算在籍チーム数 TOP10
チームイッシュ・スミス
チャッキー・ブラウン
ジョー・スミス
ジム・ジャクソン
トニー・マッセンバーグ
13チームを渡り歩いた記録
イッシュ・スミスは、控えのポイントガードとして約14年間、13ものチームを渡り歩いた。スター選手ではないが、どのチームでも一定の役割をこなせる堅実さがあったからこそ、これだけ多くのチームから声がかかり続けた。ジャーニーマンの記録は、ある意味で『必要とされ続けた証』でもある。
2位タイには12チームを経験した選手が複数並ぶ。中にはドラフト全体1位で指名されながら、期待された活躍ができずチームを転々としたジョー・スミスのような例もある。同じ多チーム経験でも、その背景は選手によって大きく異なる点が興味深い。
現役のジャーニーマン
現役で最も多いのは、デニス・シュルーダーの11チーム。2025-26シーズンにクリーブランドへ移り、11チーム目のユニフォームに袖を通した。控えでも先発でも計算できる実力があるからこそ、毎年のように新しいチームから声がかかる。
スター選手でも、キャリアの終盤には優勝や新天地を求めて移籍を重ねることがある。シャキール・オニール(6チーム)や、22シーズンで8チームを渡ったビンス・カーターがその例だ。このランキングは、スター街道とは異なる角度から、NBA選手の長く多様なキャリアの形を映している。
