スモールフォワード(SF)は、サイズとスピードを兼ね備え、あらゆるプレーに関与できる万能性が魅力のポジション。近年のNBAでは、エースの多くがここに分類される。
その頂点に立つのがレブロン・ジェームズだ。歴代総得点1位という記録に加え、パスとディフェンスも一流という「完全なオールラウンダー」として、SF史上最高の評価を得ている。
スモールフォワード 歴代 TOP10(評価スコア付き)
RATINGレブロン・ジェームズ
ラリー・バード
ケビン・デュラント
ジュリアス・アービング
スコッティ・ピッペン
ジョン・ハブリチェック
カワイ・レナード
エルジン・ベイラー
ポール・ピアース
リック・バリー
万能の極み、レブロン・ジェームズ
レブロン・ジェームズは、得点・リバウンド・アシストのすべてで超一流という稀有な選手だ。歴代総得点1位でありながら、フォワードとしては異例のアシスト数も記録し、優勝4回・ファイナルMVP4回・シーズンMVP4回を積み上げた。20年以上トップであり続けた持久力も含め、SFというポジションの可能性を最大限に体現している。
2位のラリー・バードは、1980年代にマジック・ジョンソンとの名勝負でNBA人気を牽引した白人スターだ。シーズンMVP3連覇という快挙を成し遂げ、パス・シュート・バスケットボールIQのすべてで時代を支配した。レブロンとバードは、それぞれの時代における「万能エースの象徴」と言える。
得点マシンと最高の名脇役
3位のケビン・デュラントは、213cm級の長身からあらゆる位置で得点できる史上屈指のスコアラー。優勝2回・ファイナルMVP2回を誇り、現役SFの最高峰として君臨する。一方、4位のジュリアス・アービング(Dr. J)は、空中でのプレーで近代的なSFの原型を作った先駆者だ。7位のカワイ・レナードは、2つのチームでファイナルMVPを獲得し、最優秀守備選手にも2度選ばれた攻守両面のエースである。
見逃せないのが5位のスコッティ・ピッペンである。ジョーダンの相棒として6度の優勝を支えた『史上最高の2番手』であり、攻守両面でチームを支える献身性が高く評価されている。エースだけでなく、こうした名脇役の価値も正当に映すのがこのランキングの特徴だ。

