NBAカード落札金額ランキングTOP10:史上最高額は約19億円

近年、NBAカード市場では数億円規模の取引が珍しくなくなった。特に世界に1枚しかない1/1カード、選手着用ユニフォームのNBAロゴ部分を使ったLogoman、そして直筆サインが重なるカードは、コレクターの間で究極のアイテムとして扱われている。

まず知っておきたい:高額カードの用語

NBAカードの高額取引でよく出てくるのが、1/1、Logoman、RPAという言葉だ。1/1は世界に1枚だけのカード。Logomanは選手が実際に着たユニフォームから、NBAロゴ部分を切り出してカードに埋め込んだもの。RPAはRookie Patch Autographの略で、ルーキー時代のパッチ付き直筆サインカードを指す。

つまり高額カードは、ただ有名選手が写っているだけではない。唯一性、実使用ユニフォーム、直筆サイン、ルーキーイヤー、状態の良さ。この条件が重なるほど、カードはコレクションを超えて、美術品や投資対象に近い扱いを受ける。

1位:マイケル・ジョーダン & コービー・ブライアント

2007-08 Upper Deck Exquisite Dual Logoman Autographs 1/1。落札額は約1,293万ドル、円換算で約19億円規模。ジョーダンとコービーの直筆サイン、Logoman、世界に1枚という条件がそろったカード。

2位:マイケル・ジョーダン & レブロン・ジェームズ

2006-07 Upper Deck Exquisite Dual Logoman Autographs 1/1。約1,000万ドル規模のプライベートセールとされる。公開オークションではないため記録の扱いには注意が必要だが、ジョーダンとレブロンを1枚に収めた希少カード。

3位:ステフィン・カリー

2009-10 National Treasures Rookie Logoman Autograph 1/1。取引額は約590万ドル。カリーのルーキーイヤー、直筆サイン、Logoman、1/1がそろった超希少カード。

4位:レブロン・ジェームズ

2003-04 Exquisite Rookie Patch Auto Parallel /23。取引額は約520万ドル。レブロンのルーキーカードの頂点格として知られる1枚。

5位:ビクター・ウェンバンヤマ

2023-24 Panini Prizm Black 1/1。2026年に約511万ドルで取引されたと報じられたカード。サインなしのNBAカードとしても異例の高額取引になった。

6位:ルカ・ドンチッチ

2018-19 National Treasures Logoman Rookie Patch Auto 1/1。取引額は約460万ドル。2021年に当時のバスケットボールカード史上最高額を更新したカード。

7位:マイケル・ジョーダン

1997-98 Upper Deck Game Jersey Autograph。取引額は約425万ドル。ジョーダン単独カードとして非常に高い評価を受ける、実使用ジャージパッチ入りの直筆サインカード。

8位:ルカ・ドンチッチ

2018-19 National Treasures Rookie Patch Auto。約312万ドル級の取引で知られるカード。ルカのルーキーRPAとして公開オークションで大きな注目を集めた。

9位:コービー・ブライアント

Flawless Logoman 1/1など、コービーの希少Logomanカードは約200万ドル超の高額取引として語られる。現役時代の人気に加え、亡くなった後も需要が高い。

10位:ヤニス・アデトクンボ

National Treasures Rookie Patch Auto。約180万ドル級の取引で知られる。MVP、DPOY、NBA優勝によって評価を大きく上げた代表的なルーキーカード。

まとめ:カード価格はNBAの記憶の値段でもある

NBAカードの高額化は、単なる投機ブームだけでは説明しきれない。ジョーダンとコービー、ジョーダンとレブロン、カリーのルーキー、ルカの1/1、ウェンバンヤマの期待値。そこには、ファンがどの選手を歴史として残したいかが表れている。

もちろん、カード市場は景気や人気、グレード、売買形式で大きく動く。公開オークションとプライベートセールを同じ物差しで比べる難しさもある。それでも、上位カードを見るとNBAの歴史そのものが見えてくる。カードは小さいが、そこに詰まっている物語はかなり大きい。

この記事はNBA.Navi編集部が作成・更新しています。