あなたはNBAのGOAT(史上最高)は誰だと思いますか?
レブロンはジョーダンを超えていると思いますか?
2023年2月、NBAロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームスがカリーム・アブドゥル・ジャバーの歴代通算得点記録38,387得点を更新します。
それに伴い「もうレブロンがGOATでいい」という見解が増えいることを考えたいと思います。
GOATとは
“GOAT”は動物の「ヤギ」を意味しますが、
日常会話では“Greatest Of All Time”の略語として使われており、
「史上最高の」を意味します。会話では“He is the GOAT!”のように使われます。
NBAにおいてのGOAT論ではこれまでマイケル・ジョーダンと答える方が最も多くおり、次いでレブロンとコービーがこの議論に出てきます。
コービーは2016年に引退し、2020年1月にヘリコプター事故で急逝しており、GOAT論に顔を出すトップクラスのレジェンドですが、マイケル・ジョーダンには及ばないとされるのが一般的です。
とはいえ、GOAT論は最終的には個人的な意見に基づいています。
なので結論は個人それぞれにおいて違って当然で、この議論は結論が出ることはないのです。
ただし「GOATはレブロン」という意見が50%を超えたとしたら、どうでしょうか?
「自分的にはGOATは彼だ」という割合が多い人物が「GOAT」になるのではないでしょうか。
レブロンは第一線での現役を続けており、引退するまでの功績でマイケルジョーダンと実態のないGOAT論で比較されていくことになるでしょう。
レブロンGOAT論、ジョーダンとの比較
それでは通算得点記録を更新するレブロンとマイケルジョーダンの功績を比較してみましょう。
功績 | レブロン | ジョーダン |
---|---|---|
優勝回数 | 4回 | 6回 |
シーズンMVP | 4回 | 5回 |
ファイナルMVP | 4回 | 6回 |
得点王獲得 | 1回 | 10回 |
アシスト王 | 1回(2020年) | 0回 |
スティール王 | 0回 | 3回 |
新人王獲得 | 2004年 | 1985年 |
最優秀守備選手 | 0回 | 1回(1988年) |
通算得点記録 | 38,325(2位) | 32,292 |
通算アシスト記録 | 10,336本(4位) | 5,633本 |
プレーオフ総得点 | 7,631(1位) | 5,987(2位) |
オールスター出場回数 | 19回(MVP4回) | 14回(MVP3回) |
通算PPG | 27.1 | 30.1(1位) |
オールNBAチーム回数 | 13回(1位) | 10回 |
オールディフェンスチーム | 5回 | 9回 |
五輪メダル | 金2回、銅1回 | 金2回 |
その他の記録 | 史上初の3万1万1万クラブ ファイナルトリプルD数歴代1位 18年連続25点5R 5A以上記録 | 得点王+MVP+最優秀D賞(1988) 唯一の200スティール+100ブロック スラムダンクコンテスト優勝2回 |
レブロンがGOAT、SNSの意見
SNS上では「レブロンGOAT論」の声が大きくなってきています。
今レブロンを見られるこの時代に生きているからこそできる話題です。
1990時代においてはMJはGOAT論で、ドクターJやカリームやビル・ラッセルなどとどちらが史上最高の選手か議論がなされていました。
「GOATはMJかキングか」
2020年代を生きる我々はこの終わりのない話題を酒のつまみにできるわけです。