レイカーズに移籍が決まった八村塁の背番号28のもう一つの理由が明らかになった。
移籍会見では「レイカーズの一員になれて嬉しい」と語っていました。
背番号についてはウィザーズ時代の「8」はコービー・ブライアントの永久欠番であることから注目されたが、八村が選択した背番号は28だった。
デビュー戦の記者会見では、28を選んだ理由を八村の8にちなんだ番号であり、誕生日が2月8日だからと答えていた。
しかし、これには隠されたもう一つの理由があったようだ。
ロサンゼルス・レイカーズのオーナー、ジニー・バスはアメリカの名物コメンテーター、スティーブン・A・スミスがホストを務めるポッドキャスト番組『Know Mercy with Stephen A. Smith』の1月31日公開分のエピソードに出演。
番組内でバスは、八村と会った時のことをこう回想したシーンがこちら。
「新加入のハチムラに会った時、背番号はもう選んだのか尋ねたわ。すると彼は『ああ、28番にする』と。『おーグレイト!』って言ったら、彼は付け加えて、『ジアナのための2と、コビーの8だから』。彼はきっと上手くいくでしょうね」
うるっとしながら答えるジニー・バス。
会見では28を選んだ理由を「誕生日」と答える八村もカッコいい。
2021年1月26日、ヘリコプター事故で急逝したレイカーズのレジェンド、コービー・ブライアントとその娘のジアナ。彼らがつけていた番号「2」と「8」を組み合わせたのが、「28」を選んだ隠された理由だったようだ。
アメリカ人はこの手の美談を穿った見方をしませんので、結構バズっています。
八村塁、さすがです!